シャトー・ムートン・ロスチルド 基本情報
所有者 Baronne Philippine de Rothschild
アペラシオン Pauillac
格付け 第一級格付け
概略
栽培面積 82ヘクタール
セパージュ 77% Cabernet Sauvignon, 10% Cabernet Franc, 11% Merlot,
2% Petit Verdot
年間生産量 300,000本
土壌 小石、砂利質
醸造の特徴 樽熟成は18から22ヶ月、新樽率はほぼ100%(ミレジムによる)
2011年の収穫 9月12~28日
2011年のブレンド比率 カベルネ・ソーヴィニヨン 90%
メルロ 7%、カベルネ・フラン 3%
2004年の評価
‐1962年以来、最も乾燥したヴィンテージといえる。降雨量の低かった2003年の707
ミリメートルよりさらに少ない560MM(2004年・年間降雨量)という記録がそれを
物語っている。(通常は年間900MM程度)。
しかしながら、酸は3.50度、アルコール度も12.90%
‐収穫率は44Hl/Ha、Moutonの生産量自体はは2003年のさらに30%減となった。
‐ブレンドはCS69%、メルロー15%、Cフラン13%、プティ・ヴェルド3%
‐新樽率は72%、通常のミレジムよりも率は低い。
‐実は、2004年から新醸造家がMoutonを手がけている(2003年は新旧の醸造家2名
で協力)。その為、スタイルはかなり変わっており、正直なところ現段階の試飲では
インパクトにかけている。ただし、この醸造家はビオディナミとは異なる自然回帰
的な手法で成果をあげているため、その実力のほどは未知数。
Union des Grands Crus de Bordeaux 公式ページ
21世紀新格付けワイン出品ヴィンテージ :2011