シャトー・デュクリュ・ボーカイユ― 基本情報
経営者 Jean-Eugene BORIEファミリー
アペラシオン St-Julien
格付け 第二級格付け
概略 1720年に誕生したシャトーで、そのテロワールの特徴から”Beaux et
Gros Cailloux”(美しく大きな石)、Ducru Beaucaillouと呼ばれるように
なった。南にはCh.Margaux、北側にはサン・テステフの優良シャトー
を臨み、テロワールのレベルの高さは特出している。
栽培面積 55ヘクタール
セパージュ 70% カベルネ・ソーヴィニヨン, 30% メルロー
年間生産量 230,000本
土壌 ジロンド川に近接し水脈と温度が安定する特殊なミクロクリマを有する
常に流れる水の恩恵で、霜害が殆どない(1991年の霜でも、川に近接する
シャトーのみがその害を逃れた)。
グンツ(第四紀)時代のガロンヌ河を起源とする小石・砂利質
醸造の特徴 新樽率50~80%
生産ワイン セカンドワイン La Croix de Beaucaillou
市場評価
ヒュージョンソン (第5版) ★★★★(4点/4点満点中)
ル・クラスモン (2006年度版) ★★(2点/3点満点中)
ゴー・ミヨー (2006年度版) ★★★★☆(4.5点/5点満点中)
2004年の評価
‐ブレンドはカベルネ・ソーヴィニヨン77%、メルロー23%
‐アルコール度は13%、酸は3.2g/l、PHは3.8
‐樽熟は18ヶ月の予定、新樽率80%
‐猛暑で畑に負担が大きくかかった2003年と違い、2004年はクラシックで大きな問
題のない気候がブドウをのびのびと育てた。あまりに順調に発育がすすんだため、開花時期に半分近くを間引くという作業を施した。
‐すばらしい凝縮感とクリアな骨格を描くミネラルとのバランスが良好。
シャトー運営 公式ウェブサイト
21世紀新格付けワイン出品ヴィンテージ