シャトー・モン・ローズ 基本情報
所有者 Martin et Olivier Bouygues
アペラシオン St-Estephe
格付け 第二級格付け
概略 1778年にエティエンヌ・テオドール・デュムーランがアレクサンドル・
セギュールから土地を購入、1855年の2級格付け以来急激に評価があが
る。1866年から20年間、マチュー・ドレフェスの努力によって畑が徹
底的に調整される。1889年からはジャン・オスタンの経営により、エテ
ィケットに一族の美しい紋章が使われるようになった。
長きにわたりJean-Louis Charmolueが率いてきたサン・テステフの薔薇は 2006年、携帯電話事業の雄Bouygues Telecome 社のマルタン&オリヴィエ・ボイッグにより買収された。
栽培面積 68ヘクタール
セパージュ 65% カベルネ・ソーヴィニヨン, 10% カベルネ・フラン, 25% メルロー
年間生産量 340,000本(モンローズは21万本)
土壌 砂利と黒砂質。地下60-70cmくらいから鉄分を多く含む砂と礫石が
混ざった層が3メートル以上続いている。その下は粘土泥灰岩質。
醸造の特徴 樽熟成19ヶ月、新樽率50-60%
生産ワイン セカンド・ワイン La Dame de Montrose
市場評価
ロバート・パーカー (第4版) ★★★★(4点/4点満点中)
ヒュージョンソン (第5版) ★★★★(4点/4点満点中)
ル・クラスモン (2006年度版) ★★(2点/3点満点中)
ゴー・ミヨー (2006年度版) ★★★★☆(4.5点/5点満点中)
2004年の情報
‐ブレンド:CS64%、メルロー32%、Cフラン3%、プティ・ヴェルド1%
‐収穫率 57Hl/Ha、新樽率70%
‐熟した黒果実、ショコラやカカオ、ロースト香、白胡椒。キャラメルや甘草などの
ソフトスパイス。ハーブ、ユーカリ、次いで野いちごの野性の果実の香り。
タンニンは繊細で重みもあるベルベットのニュアンス。生肉をなでているような、
滑らかだが同時に手ごたえのある触感。果実味も存在感が大きい。2003年トップク
ラスに選ばれたのも納得。
シャトー運営 公式ウェブサイト
21世紀新格付けワイン出品ヴィンテージ